就職もビジネスマナーや挨拶を身につけておこう
最終更新日 2021年3月11日
監修・著者 転職コンサルタント 山田 元春
資格やスキルだけではなくマナーも大切
ビジネスマナーとは、ビジネスシーンにおける礼儀作法のことです。どのような分野にもマナーというものがありますが、ビジネスにおけるマナーはとりわけ重要なマナーの一つと言えるでしょう。
極端なことを言うと、ビジネスマナーの有無によってビジネスチャンスが左右されることがあるとも言えます。ビジネスを行うのは人間です。そして人間はある程度感情によって動く生き物です。適切なビジネスマナーを相手から示されない場合、そのことが取引や営業においてマイナスに働くことも十分あり得る話です。ビジネスにおいては資格やスキルも非常に重要ですが、ビジネスマナーも意識すべきことを忘れないようにしましょう。
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ビジネスマナーの基本:挨拶
ビジネスマナーと一口に言っても様々なものがあります。まず基本的なことは挨拶です。挨拶を適切な言葉でしっかりと行えるかどうかによって、そのビジネスマンの評価は大きく変わります。挨拶ができない社員は仕事もできない社員として見られてしまうでしょう。挨拶が大切なのは取引先との商談の時だけではありません。また上司に対してだけでもありません。
同僚や後輩など仕事で関わる全員と良い挨拶を交わす必要があります。そのようにすることで人望が厚くなり好印象が持たれます。また取引先との関係においては、自分の評価だけではなく会社全体の評価にも繋がります。そのため自分から積極的に挨拶をしたり、アイコンタクトを取ったり、笑顔を見せるなどの工夫しつつ、挨拶を欠かさないようにしましょう。
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その他のビジネスマナー
挨拶以外にも大切なビジネスマナーは多くあります。例えば傾聴です。自分の意見を視聴することにだけ心を砕くのではなく、相手の説明や意見にしっかりと耳を傾けることでもマナーをわきまえていることが明らかになります。ビジネスシーンではスムーズなコミュニケーションが欠かせません。そしてスムーズなコミュニケーションには話し手と聞き手の両方が必要です。よい聞き手になることで、相手は気持ちよく業務をこなすことができます。
服装も重要です。スーツの着用が義務付けられている会社は別として、私服での出勤が認められている会社の場合、ついカジュアルな服装をしがちになるかもしれません。しかし清潔な服を着ることで相手に良い印象を与えることができます。高級な服に身を包む必要はありませんが、少なくとも不快感を与えるような見た目は避けるようにしましょう。
連絡を欠かさないことも大切です。よく「報連相(報告・連絡・相談)」という表現が使われますが、小さなことであったとしても関係者にしっかりと情報を伝達することで信頼を高めることができます。これから就職を行う方は、こうした基本的なビジネスマナーを身につけておくようにしましょう。
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監修・著者 転職コンサルタント 山田 元春
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